弓道を始めるには


弓道に興味を持っている人は多くいますが、なかなか始めるまでには至らないというのが現状だと思います。
どうやって始めればいいのか分からなかったり、あまり情報がないことから「お金がかかるんじゃないのか?」とか、「集中力がないとダメなんじゃないの?」とか、「力がないから・・・」とか、いろんなことで踏み切れないというようなご意見を耳にします。
ですので、ここでは弓道を始めるための情報を書きたいと思います。

1.個人の資質について
これを理由に弓道はできないと思っている人が多です。
集中力や腕力、運動神経などなど。
とりあえず、どれも必須なものではありません。
なぜかと言えば、集中力は弓を引く中で自然と身につくものですし、腕力もしかり。運動神経に至っては、全く関係ありません。(私も弓は引ける方ですが、球技は全くの不得手です・・・)
向き、不向きといったことはあるかもしれませんが、とりあえずやってみてからでないと分からないのです。
個人の資質で敬遠すると、実はとても楽しいかもしれないことを逃すことになるかもしれません。まずは体験してみて欲しいですね。

2.環境について
まずは家から一番近い道場を探すことをオススメします。
弓道は、一通りのことができるようになるまではしっかりと指導を受けることが必要になります。
なので、足繁く通えるところでなければ辛いと思います。
また、地元の道場であれば人的なネットワークも広がります。
もちろん「遠くても自分は頑張れる!」という決意のある方は知人がいる所や紹介を受けたところなどでも問題はありませんが、遠いことで休みがちになるというご意見をよく聞くので、できるだけ近い方が良いのではないかと思います。

3.入門について
(1)まずは組織を探す
お住まいの市区町村や都道府県名を入れて、「○○○弓道連盟」とgoogleで検索すれば、たいてい出てきます。
または、友人・知人に弓道をしている人がいないか聞いてみましょう。社会人で弓道をやっている人であれば、ほとんどが上記組織に所属しているはずで、人づてで紹介してもらえるはずです。
それでも難しい場合、市役所などに問い合わせて、その地域の弓道場の連絡先を聞いてみるといいかもしれません。
地域の弓道場は、多くがその地域の弓道連盟に所属する組織が運営を任されているため、直接連絡して入門したい旨を伝えれば、ほとんどの場合好意的に対応してもらえます。

(2)弓道への第一歩
組織によって対応は違いますが、初心者教室を案内されるか、決まった時間帯に初心者指導の先生がいて、その時間に来るように言われるかだと思います。
最初は道具なども特に必要ありません。ほとんどの組織では初心者用に弓や矢を用意しており、実際に購入することになるのは弓道を続けることになった後です。
もしそうなっても、胴着は上から下までそろえても1万円程度で、矢も6本組2万円程度です。
弓はある程度の強さに上がるまでは、道場の備品を借りるのが一般的です。自分の力に合う強さが分かってきたところで買えばいいでしょう。
竹弓は高価ですが、グラスファイバー弓は4〜5万円で10年くらいは使えます。最初はこちらで十分です。

(3)最初が肝心
入門後は、できる限り指定された時間にきちんと通うのが理想です。
一人で練習できるレベルになるまでは必ず指導者についてもらう必要があるため、なかなか大変だと思います。
しかし、この期間に稽古と稽古の間に時間が空いてしまうとなかなか上達できず、的に矢を飛ばせる段階まで進むことができません。
それでストレスになってやめてしまうのももったいないので、とにかく最初は頑張って通いましょう。
一人で稽古できるところまで上達すれば、道場が使える時間であれば稽古できるようになって、時間にも余裕ができると思います。